糖尿病の人は運動を欠かすことができませんが、糖尿病の症状としてノドが渇くことがあげられます。

そして運動をすると体内の水分が汗として体外に出てしまうので、余計にノドが渇いてしまいます。

それでは、運動をしている時に、ノドが渇く状態になってしまったらどのようなことをしたらよいのでしょう。

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運動時にノドが渇く時の対処法

糖尿病の自覚症状では、よくノドが渇くことがあげられています。

ただでさえノドが渇くのに、運動などをしたら余計にノドが渇くので、糖尿病が悪化しているのではと心配される方も多いようです。

運動中や運動後にノドが渇くのは発汗による生理的なものが多いので、糖尿病の自覚症状とは全く別物です。

運動中や運動後のノドの渇きは、こまめに水分補給をしないと脱水症状を引き起こす心配があるので、注意して下さい。

ノドが渇いた際に、スポーツ飲料やジュースを飲みがちですが、糖分が多く含まれ糖尿病が悪化する恐れがあるので、水やお茶によって水分を補給してください。

発汗が激しく、より速い水分吸収が必要な時は、微量の塩分を含んだ食塩水か糖分を含まないノンカロリーのスポーツ飲料で水分を補給するとよいです。

腎疾患を合併していて水分補給に制限のある人も、運動療法中の水分補給は必要です。

発汗の増加に応じてどれだけ水分摂取を増やせばよいかは、お医者さんに事前に確認しておいてください。

運動時の服装でも発汗の状態は違う

運動する時は特に服装の制限などはありませんが、できれば伸びる生地や動きやすく汗を吸収しやすい服装で行うとよいです。

外であれば動くことに問題がない靴を履き、日光を遮れるように帽子をかぶるとよく、汗拭き様のタオルがあれば良いです。

寒い季節であれば、防寒対策を施した方がよいです。

冬と夏とでも汗をかく量に違いがあり、汗を外に逃さないウインドウブレーカーを着ると、体温を上げやすいので発汗作用がさらに上がり、どれだけ汗が出ているのかもわかりますが、余計に汗をかく分、それだけノドが渇く可能性もあります。