糖尿病の主な原因として生活習慣の悪化があり、特に食生活においては異常なほどの糖質の摂りすぎなどによって体が侵され続けています。

どんな生活をしていたら糖尿病になるのか気になるでしょうが、極論としては、糖尿病の人がやっていることをすれば糖尿病になる可能性は高いですし、糖尿病の人がやっていないことをすれば糖尿病になる可能性は低いです。

具体的にどのようなことをすれば糖尿病になるのか解説します。

糖尿病

糖尿病の人がやっていることとは何か?

糖尿病の人がやっていることをすれば糖尿病になる可能性は高いのですが、もしもあなたが糖尿病であるか、もしくは糖尿病に近い状態であるとすれば、今まで何をしてきたのかわかると思います。

もしかしたら、家庭環境が糖尿病になりやすい食生活をしてきたのかもしれませんし、運動が苦手だからと言って、できるだけ避けてきたからかもしれませんが、その多くは食生活に関わります。

たとえば、コンビニで買えるお弁当やパン、おにぎりだけで済ませていることがよい例かもしれません。

コンビニ弁当やパン類はおいしくできていますから、やめられないという人も多く、いたるところにコンビニがあるので、手軽に手っ取り早く食べるのには都合がよいでしょうからね。

意外なことに、ご年配のおじいちゃんおばあちゃんでさえコンビニを利用しているとは思いませんでした。面倒なことをしたくないからコンビニを使っているのか、色々なものが揃っているので、やはりてっとり早く買えるからかもしれませんね。

ただ、いつでも甘いものや高カロリーの弁当などが手に入るので、今の若い人のことを考えると、将来的に糖尿病になる確率はすごく高くなると思います。

ということは、糖尿病についてまだ自分には関係ないと意識されていない若者が到達する10年後20年後には、今よりもっと糖尿病患者は増えているという事です。

それを物語るように糖尿病の患者数とコンビニの増加数は比例して高くなっているようです。

コンビニだけが糖尿病の原因とは言えませんが、とにかく食生活に関しては意識せずに、今のままズルズルと悪い食生活を続けていると、今、何も症状が現れていないから、健康体だからと思っていていても、10年後に何か症状が現れた時には手遅れという事もあり得ます。

具体的に何がいけないか?

糖尿病を促し大きく関係しているのは「糖質」の多量摂取なので、糖質(炭水化物)を大量に摂取することは避けていかなければいけません。

とくにおいしいとされるご飯やパン、麺類、お菓子類など、糖質を多く含んでいる食べ物を継続的に食べ過ぎることは注意が必要です。

3.7-2

デパートやスーパ-などでは、砂糖や油脂を大量に使った最近流行のスイーツや菓子類、飲みやすいように開発された清涼飲料水、誰もが認めるおいしい惣菜などが販売され、変わった食べ物やおいしい食べ物はメディアでも取り上げられ、購買欲を刺激し多くの人が買えるような仕組みになっています。

昔と違って現代は男性女性関係なく甘いもの好きな方は多く、そのような人はいくら食べても物足りなく感じるようになり、だんだんと甘いものを食べることが習慣化され、ひどい時はもっとエスカレートしていき、中毒のようになることもあります。

このような状況が続くと糖尿病は避けられなくなる可能性は高いです。

人間が必要な糖質量は決まっているのに、それ以上の食べものを食欲に任せ毎日食べ続ける事で、糖が唯一代謝できるすい臓を酷使することでインスリンが出にくくなり、糖尿病になっていきます。

もともと、日本人の食生活に合っていたすい臓ですが、いつの時代からか、食生活が和食から洋食に代わってきました。

おそらく、そのころから糖尿病の患者は増えてきていると思います。

洋食やファーストフードを食べ続けることで、すい臓に負担をかけ、すい臓の機能が限界を超えるようになり、インスリンの分泌がされにくくなってきているために血糖値が上がり続け糖尿病を引き起こしやすいのです。

3.7-3

糖尿病になるとご飯を茶碗1/3だけにするとか言われますが、これは糖質をたくさん摂ることで血糖値が上がることが関係しているからです。

食生活のほかには、昔と比べるとストレスの多い生活になったこと、ひとり1台の車を持つ時代になったことで歩かなかったり運動しなくなったことなど、この3つの要素が重なり合ったことで日本人の糖尿病人口が増えたとも考えられます。

具体的にどのようなことをすれば糖尿病にならないのか

糖尿病にならないようにするには、どんなことをすればよいのか?

それははっきりしています。

なんで糖尿病になったのかを考えると、たどり着く答えは、生活習慣が悪かったことです。

だから、糖尿病になるような生活習慣をあらためることしかありません。

具体的にどんなことをしたらよいかですが、ひとりひとり糖尿病の状態が違いますので、答えは一つという事はありません。

しかし、糖尿病は治らない病気ということは理解して下さい。

すでに糖尿病になってしまった人は血糖値を下げることを目的とするしかないので、具体的にやることは、今までの生活習慣を真逆にしなければならないという事です。

今まで、嫌で嫌でしょうがなかった運動も取りいれなければいけませんし、今までガッツリ食べていた食生活もすっかり見直して少なくしたり、糖質を抑えた食事を摂らないといけません。

ただ、それを実践することはかなり難しいので、専門医と相談したりする必要があります。

なぜかというと、具体的な方法を提示してもやらないから、もしくはやり方がわからないからです。